寺門の先。初夏。

FUJIFILM X-Pro3 TTArtisan 50mm F2

最近は、写りすぎない写真が好きだ。ピントとか、白飛びとか、解像度とか、いろんな意味で。

もともと好きだったのに最近改めて気づいたのか、それとも昨今のデジカメの素晴らしい解像度への反動なのか、あるいは、加齢による視力の低下という私自身の世界の自己認識に写真の嗜好も近くなっているのか…。

理由は自分でもわからない笑。
でも、理由なんてどうでもよくて、自分がワクワクすればいいよね。

春でもいつでも反射する。

FUJIFILM X-Pro3 TTArtisan 50mm F2

写真という趣味のおかげで、光を意識することが多い。
つまり、太陽のこと。そして、その先の宇宙も…。
歳をとってくると先祖返りのように、思春期のころに悩んだ「宇宙の根源は?」みたいなことに思いを巡らすことが増えてくる。

私のような万年素人ですら、写真という行いには本質的に原始宗教のようなシンプルな崇高さが潜んでいるのかもなと思うこともあるのです。
窓の外から入ってくる風が気持ちよすぎて、ついつい、感傷的な投稿になりました笑。