夕方の海。

RICOH GR IIIx

夕方の海。2年前の沖縄にて。
毎日、一緒にいるから忘れがちなんだけど、自分自身と子供たちの時間軸というか、時の感覚の違いに、時々、ハッとさせられることがある。
この写真を撮った時だって、私にしてみれば「2年前の沖縄旅行なんて、つい先日のよう」という感じだけど、写っている娘にしてみれば、中学生にとっての2年間なわけで…。
はるか忘却の彼方だけれども笑、自分の中学生当時の感覚をなんとか思い出してみると、2年間って途方もなく長い、永遠のような時間ですよね。

時間と記憶…。いろいろ考えると切なくなってしまうところがあるんだけど、今はスマホで膨大な写真と動画を残せるから、自分の子供たちが大人になった時に振り返ったら、より記憶が鮮やかに蘇ってくるのかもしれない。一方で、自分の世代のように「実家に帰ったときにだけ見るセピア色の写真」で思い出すというのも、悪くないね。今と昔、どちらが良い悪いってこともないけど、世代全体の精神性や紡ぎ出す物語の質は変わってくるのかな、とも思う。

Life is coming back!

これはコロナ禍初期に、自宅のベランダで撮影した写真。
なにしろ、あまり出かけることが憚られたので、ベランダだったのでした。

そして、今、沖縄に滞在中。
もう、あの人のあの歌の「Life is coming back!」のように、みんなの移動欲が爆発している感じ。
個人的には人混みはコロナに関係なく昔から嫌いだけど、でも、活気が戻るのはほんとに良いことですね。